資産運用と資産形成の違いとは?
佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。
最近はマスコミ、TV、雑誌などでも投資の話題が出てきていますよね。
政府も預貯金よりも投資へ促すために、税制優遇施策のNISA(ニーサ)を導入しました。
しかし、反応はいまいち。
爆発的に投資ブームが来ているわけではないですよね。
どうしても国民性なのか、投資に対してのアレルギーがある方が多いようですね。
そんな中でも、最近は月に5、6人は資産運用のご相談を受けています。
その個別相談の中で感じたことが、
「資産運用」と「資産形成」の違いをわからない方が多いように感じています。
まず、資産運用とは?
文字の通りに、資産を運用するということです。
ここで、資産がないと運用できません。
なので、ポイントは資産があるといった条件がマストです。
資産運用の成果は?
開始した時点よりも必ず値段が上がらなくては成果は出ません。
利益を出すためには確実に値上がりが条件です。
しかし、将来を読むことは至難の業です。確実なものはありません。
プロでも同じことです。
では、投資の素人の方がいきなり今の資産を変動する金融商品で運用しようとすると抵抗があるのは当たり前ですよね。
常に投資後の価格が気になってしまいますよね。
今年の年始に一括して資産運用を始めた方は、日経平均株価がその後開始時点から上がるどころか下がり続けました。
この下落は6月まで続き、その後は回復してきました。
先週にやっと今年の株価の最高値を付けました。
この期間どんな感じだったのでしょうね?
たぶん、初めて資産運用をした人は下がり続けている間は投資したことを悔やんだのかもしれません。
今になって少しだけプラスになっていたのでホッとしたのではないでしょうか?
さあ、これからが勝負の分かれ目です。
この投資が成功だったのか失敗になるのかはこれからの値動き次第です。
なので、これから先は誰もわからないということです。
そこで、少しでも先が見通せるために商品選びがポイントになります。
この選択次第で大きな成果の差が出てきます。
私がアドバイスできるのはこの選択だけです。
この先のマーケットは誰にもわからないですから。
では、資産形成とは?
これも文字通りに資産を作り上げていくことです。
言い換えると、0の状態から積み上げて築いて資産を作り上げていくことです。
資産形成の成果は?
資産形成で重要なのは積み上げです。
積み上げていく間は価格が変動しても全く関係ありません。
大事なのは最終価格のみですから。
資産の実績=積み上げた量×最終価格
ここで積み上げた量がポイントとなります。
資産運用と違うのはこの量です。

例えば、年初から株価が下がり続け6月にはマイナス26%も下落しました。
資産運用として120万円一括で運用した人は、6月には約89万円に下がって、そこから挽回して、1年経って年初の価格に戻ってきたので120万円まで回復しました。
年初から考えるとプラマイゼロですよね。
これは120万円で投資した価格の口数が変わらないから、株価が下がった場合に価格に影響します。
資産形成の場合は、毎月10万円ずつ1年間積み立てた場合は1年後に120万円の投資合計ですが、株価が下がっていたので10万円で沢山買えていたのです。
わかりやすいように株価年初に100円だった場合は、
一括で買えば12,000口買えます。
しかし、毎月分散して株を購入したら価格下落で合計13,920口買えました。
投資合計120万円が1年後に139万円になっていたのです。
年率約16%ですよ。
これが今年の1月から起こった現象です。
資産形成って凄くないですか?
今から頑張って貯めようとしている人には最強のシステムです。
具体的にどんな商品がいいのか?
資産運用に適した商品は、
株式、投資信託、変額保険一時払、変額年金一時払、外貨建て一時払終身保険などです。
資産形成に適した商品は、
株式、株式投資信託、変額保険平準払、変額年金平準払、外貨建年金保険平準払などです。
これらの商品を「積立投資」いいます。
専門的な言葉でいうとドルコスト平均法といわれていますが、わかりにくいので積立投資で覚えるといいでしょう。
「積立投資」は投資価格が下がると一定金額で購入するので口数がたくさん増えます。
下がると口数の資産が積み上がり、逆に価格が上がると単価が上がるので資産も増えます。
言い換えると、積立投資は価格が上がっても下がってもどちらでもよいってことです。
強いて言うなら、長く下がって最後に上がると最高ですね。
では、資産運用と資産形成はどっちがいいの?
答えは、わかりません。
プロでもこれから先の予測は出来ないようです。
素人の私たちがプロでもわからないのにわかるハズがありません。
なので、プロはわからない場合は両方を使っています。
こうすることによってリスクを最小限にすることができます。
詳しくはリスクの許容度によって選ぶ商品が違ってきますので、
個別相談でお尋ねください。
ひとつだけ言えることは、行動をしないと資産は増えないってことになりますね!
佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。
最近はマスコミ、TV、雑誌などでも投資の話題が出てきていますよね。
政府も預貯金よりも投資へ促すために、税制優遇施策のNISA(ニーサ)を導入しました。
しかし、反応はいまいち。
爆発的に投資ブームが来ているわけではないですよね。
どうしても国民性なのか、投資に対してのアレルギーがある方が多いようですね。
そんな中でも、最近は月に5、6人は資産運用のご相談を受けています。
その個別相談の中で感じたことが、
「資産運用」と「資産形成」の違いをわからない方が多いように感じています。
まず、資産運用とは?
文字の通りに、資産を運用するということです。
ここで、資産がないと運用できません。
なので、ポイントは資産があるといった条件がマストです。
資産運用の成果は?
開始した時点よりも必ず値段が上がらなくては成果は出ません。
利益を出すためには確実に値上がりが条件です。
しかし、将来を読むことは至難の業です。確実なものはありません。
プロでも同じことです。
では、投資の素人の方がいきなり今の資産を変動する金融商品で運用しようとすると抵抗があるのは当たり前ですよね。
常に投資後の価格が気になってしまいますよね。
今年の年始に一括して資産運用を始めた方は、日経平均株価がその後開始時点から上がるどころか下がり続けました。
この下落は6月まで続き、その後は回復してきました。
先週にやっと今年の株価の最高値を付けました。
この期間どんな感じだったのでしょうね?
たぶん、初めて資産運用をした人は下がり続けている間は投資したことを悔やんだのかもしれません。
今になって少しだけプラスになっていたのでホッとしたのではないでしょうか?
さあ、これからが勝負の分かれ目です。
この投資が成功だったのか失敗になるのかはこれからの値動き次第です。
なので、これから先は誰もわからないということです。
そこで、少しでも先が見通せるために商品選びがポイントになります。
この選択次第で大きな成果の差が出てきます。
私がアドバイスできるのはこの選択だけです。
この先のマーケットは誰にもわからないですから。
では、資産形成とは?
これも文字通りに資産を作り上げていくことです。
言い換えると、0の状態から積み上げて築いて資産を作り上げていくことです。
資産形成の成果は?
資産形成で重要なのは積み上げです。
積み上げていく間は価格が変動しても全く関係ありません。
大事なのは最終価格のみですから。
資産の実績=積み上げた量×最終価格
ここで積み上げた量がポイントとなります。
資産運用と違うのはこの量です。

例えば、年初から株価が下がり続け6月にはマイナス26%も下落しました。
資産運用として120万円一括で運用した人は、6月には約89万円に下がって、そこから挽回して、1年経って年初の価格に戻ってきたので120万円まで回復しました。
年初から考えるとプラマイゼロですよね。
これは120万円で投資した価格の口数が変わらないから、株価が下がった場合に価格に影響します。
資産形成の場合は、毎月10万円ずつ1年間積み立てた場合は1年後に120万円の投資合計ですが、株価が下がっていたので10万円で沢山買えていたのです。
わかりやすいように株価年初に100円だった場合は、
一括で買えば12,000口買えます。
しかし、毎月分散して株を購入したら価格下落で合計13,920口買えました。
投資合計120万円が1年後に139万円になっていたのです。
年率約16%ですよ。
これが今年の1月から起こった現象です。
資産形成って凄くないですか?
今から頑張って貯めようとしている人には最強のシステムです。
具体的にどんな商品がいいのか?
資産運用に適した商品は、
株式、投資信託、変額保険一時払、変額年金一時払、外貨建て一時払終身保険などです。
資産形成に適した商品は、
株式、株式投資信託、変額保険平準払、変額年金平準払、外貨建年金保険平準払などです。
これらの商品を「積立投資」いいます。
専門的な言葉でいうとドルコスト平均法といわれていますが、わかりにくいので積立投資で覚えるといいでしょう。
「積立投資」は投資価格が下がると一定金額で購入するので口数がたくさん増えます。
下がると口数の資産が積み上がり、逆に価格が上がると単価が上がるので資産も増えます。
言い換えると、積立投資は価格が上がっても下がってもどちらでもよいってことです。
強いて言うなら、長く下がって最後に上がると最高ですね。
では、資産運用と資産形成はどっちがいいの?
答えは、わかりません。
プロでもこれから先の予測は出来ないようです。
素人の私たちがプロでもわからないのにわかるハズがありません。
なので、プロはわからない場合は両方を使っています。
こうすることによってリスクを最小限にすることができます。
詳しくはリスクの許容度によって選ぶ商品が違ってきますので、
個別相談でお尋ねください。
ひとつだけ言えることは、行動をしないと資産は増えないってことになりますね!