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第3のリスクって何?

第3のリスクって何?


佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。

今年になって保険の見直しが急増してきました。
分析してみると今までと違った考えが出てきているようです。

では、どんな考え方が変わってきたのか?というと、
保険料の見直しよりも必要な保障への見直しに変わってきているようです。


●第1のリスク(万一のリスク)
ここ数年の傾向は、「保険料はなるべく安く、家計に負担をかけないようにしたい」との消費者心理が主流となっていました。

でも、実際に保険料を見直すのはほとんどの場合は保障の削減が主です。
保障を削減することで保険料を安くするといった見直しでした。


この場合は、そのファミリーの適正な万一の必要保障額を算出してその保障額に合わせることで解決します。
時として、保障を削減して保険料が安くなる場合もあるが、逆に不足の保障を追加して保険料が増える場合もあります。


この万一の保障はリスクマネジメントでいえば優先順位で第1番目となります。
人生のリスクの1番目は万一の死亡の場合だとすれば、
第2番目は長生きのリスクになります。


●第2のリスク(長生きのリスク)
もう釈迦に説法だとは思いますが、今後の急速な少子高齢化と年金財政悪化やハイパーインフレなど、長生きをすればするだけ経済的なリスクが高くなります。

最近では、年金だけで安心と思う人は少なくなってきたようですが、自助努力は不可欠になっているようですね。
既に待ったなしの状態かもしれません。
この長生きのリスクは早めに準備すれば効果は絶大のようですね!



第3のリスクって何?



第3のリスクって入院などの病気のリスクって思うでしょう?
確かに病気のリスクも心配ですね。

しかし、病気のリスクは金額的に試算してみると意外と高くはありません。
もちろん、高額な医療費がかかる場合もありますのでそのリスクをカバーする必要はあります。


医術の進歩で最近では治療はそう長くはかからなくなっています。
医療費は健康保険加入者であれば極端に財産を減らすことはありません。


入院


では、何が一番心配なのか?


それは、「就業できないこと


健康な時と罹患した後での収入のダウンは医療費どころではありません。
もしも障害が残った場合やがんなどで今の仕事が出来なくなった時のことを考えてみてください。

年収600万円の人が就業制限になったら年収ダウンします。
収入が半分になったら300万円のダウンです。
もしこの就業制限になったら5年で1,500万円の収入ダウンです。
自営業などで就業不能になったら3,000万円の収入ダウンです。
5日以上会社を休むと傷病手当が支給されます。
基本給の3分の2までは確保できるが、1年6カ月で打ち切りとなります。
その先は収入も激減します。


こうなると、第2のリスクである長生きのリスクの準備も大幅に狂ってきます。

多くの方が、がんになってもがん保険に入っているから大丈夫と思っている人も多いようです。
がんに罹ってがん保険で100万円給付されても医療費でさえも足らない金額です。
300万円でも生活費を含めるとすぐに無くなります。

その後の就業できなくなった収入の保障にはなっていません。



厚生労働省の調べたデータによると、がんに罹患した人は依願退職が30%、転職が17%、解雇が11%、休職7%、希望していない異動が6%という状況のようです。


就業を続けたとしても収入ダウンした人もかなり多いようです。

これはがんだけではなく、脳疾患のかたも同じようです。
特に最近増えたのが心の病の方です。


ライフプランを考えるときに生存時と死亡時の経済的な不安を予測するのですが、
この就業不能の時の収入減のリスクも考えておかなければいけません。



第3のリスクとは「就業不能のリスク」です。




このように、保険の見直しをする場合は、
●第1のリスク(万一の場合)
●第2のリスク(長生きした場合)
●第3のリスク(就業できなくなった場合)

といった優先順位で行うといいでしょう。
私の中でのがん保険・医療保険は4番5番目ぐらいかな?と思っています。


保険料を安くすることも大事でしょうが、
アクシデントが起こった時に今の生活を大きく変えない方法が保険です。

保険を見直すと同時に資産運用をして保険料の上がった分を資産運用でカバーすることもお勧めです。



具体的なやり方についてはここで詳しくお話することは出来ませんので、
個別相談をご利用ください。




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