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承継する資産運用とは?

承継する資産運用とは?


佐賀市在住のファイナンシャルプランナーの夏秋寛です。


先日、世界最古の投資信託の日本株式を担当していた方の話しを聞く機会がありました。
とても興味深い話しばかりで大変ためになりました。

では、世界最古の投資信託って知っていますか?
有名な投資信託なので知っている方も多いのですが、MIT(マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト)というファンドです。


今から92年前に設立されたファンドです。日本では大正13年の年でした。
今では投資信託は1万円からと言う手軽な金額からで来ますが、当時は今の100万円ぐらいの金額からでしか預けられませんでした。

そんな大正13年に100万円預けたのが92年後にいくらになっていると思いますか?
なんと、100万円が28億円になっているのです。2800倍です。


でも、92年も経っているので、その頃に預けた人はもういないだろうと思っていたら、いまでもその頃の預けた証券が存在するそうです。
それが何と114人も。
114人は28億円を持っているのです。


このことから、資産運用はその人だけで終わらずに、子や孫にも承継していくものだと考えるのがアメリカ人の考え方のようです。
資産運用は長期に行うものだとの考えが常識となっています。


では、一方の日本では投資信託の平均保有期間は何年と思いますか?
実は、投資信託協会の調べによると平均2.3年だそうです。
23年ではなく。2.3年ですよ。月にすると27ヶ月です。
こんなに短いのです。これではいくら複利の効果を使っても短過ぎて増えないですよね。

この短さは資産運用とは言わずに、単なる投機で投資しているものですよね。
その原因転売です。

少し利益が出たら証券会社は「今のうちに売って利益を確定しましょう」
といってきます。
損をしていれば「損切りして違うファンドに移し替えましょう」といって売却させます。

これでは絶対に増えないですよね。
複利の効果が全くでないうちに売らせるのです。



証券取引所


資産を増やしたければ時間をかけることです。
これがあなたが子孫に簡単に出来る相続対策です。


先祖から受け継ぐもので代表的なものは土地です。
土地も新宿などの一等地であれば90年後に2800倍も可能ですが、
私が住んでいる佐賀では90年で2800倍は不可能です。


証券はどんな地域に住んでいようと誰でも増える率は同じなのです。
時として、逆に土地を受け継いだために資産を減らすこともあります。


もし、あなたが親から受け継ぐ資産があるなら、
売れない土地と値上がりし続ける証券とどちらがいいですか?


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