TOPICS

中国経済の終わりの始まり

中国経済の終わりの始まり


佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。


7月に入って連日ギリシャ問題で世間を賑わせて来ましたが、
そのギリシャに代わり今話題のトップは中国経済の失速。

中国株式がここ1ヶ月で30%も下落しています。
実体経済よりも過剰気味で株価が上がっていたので、
バブルの崩壊を思わせるような急激な下落となりました。


中国のマーケットは独特です。
上場企業が株式の取引を自由に停止する事が出来ます。
日本では考えられませんよね!
例えば、トヨタが株価は下がって来たので上場している株式の売買をトヨタが自由に停止するってことですよね。

また、日本では適合性の原則といって、投資を行う金額は全資産の20〜30%までといった制限があります。
これは全財産を投資につぎ込み、結果として全財産を失う事を避けるための自主規制です。
また、一定の知識が無い方には投資商品を販売してはいけないとなっています。


しかし、中国ではこのような規制はありません。
中には家を含めて全財産をなげうってまでも投資につぎ込む人もいます。
しかも知識があるわけでもありません。

そして、信用取り引きが大半を占めているそうです。
手持ちの証券を担保に資産価値以上の融資を受けて投資しているのです。
株価が上がっている時には少ない原資で大きな利益を得るのですが、
今回のように急激に下落が続いた場合には、信用取り引きなので損失も大きくなります。
担保が足りなくなり、追加で追い金を入れなくてはならない場合も出てきます。


実際に中国経済は成長期を終え、成熟期から衰退期に移行しているとの見方が専門家の意見です。
ただ、ここ数年は一気に崩壊と言った事ではないと見ています。
しかし、これも余談は許さないとの事です。
でも確実に言えるのは、必ず中国経済のバブルは崩壊するとの事です。


中国経済崩壊



世界経済からの信用の失墜


今回の急激な下落に中国政府が取った行動が世界の信用を失墜しました。
それは、株式マーケットに政府が介入して資金投入して株価下落の対応措置をとったのです。
その成果で株価下落は10日には止まりました。

その代償は中国株式マーケットの信用性です。
株式マーケットに対して政府が介入するのはタブーです。
国のお金を使って国営の会社の株を大量に買っているのです。


今後の中国株式マーケットは先行き不安が残っています。
しかし、これがすぐに中国バブルの崩壊につながるわけでもないようです。
今後は投資対象を株式から不動産に移す見方があるようです。

これでしばらくは経済の崩壊は免れそうですが、不動産のバブルが崩壊した時が中国経済の終わりとなるでしょう。


数年後に振り返った時に、今日この時が中国経済の終わりの始まりとなるのかもしれませんね。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
p4pl