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日銀のサプライズの本当の狙いは?

日銀のサプライズの本当の狙いは?


佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。



日銀は10月31日に金融政策決定会合でサプライズな内容を発表したことに対して、市場が大きく反応しました。

日経平均株価は7年ぶりの高値で、一時850円を超える高値になり、
終値でも755円56銭高の16,413円76銭と上げ幅でも6年ぶりの高騰でした。

これに連動して、円も急騰してドルに対して111円前半で推移しています。
この円安も6年10ヶ月ぶりとなって、円売りの傾向が強まっています。
対ドルだけではなく、ポンドやユーロなど全般的に円が売られています。



では、これだけマーケットが反応した「サプライズ発表」とはどんな内容だったのか?


まず、日銀はお金の流通を管理するところです。
このお金が流通する量によって景気に左右されることも多いのです。


今回の日銀の決定は、
このお金を市場に多く流通させるといった内容です。

具体的に言うと、
●1年間に買い入れる長期国債の金額を現在の50兆円から80兆円に拡大する。
●上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の年間買入額を3倍に増加。



これで、市場のお金を流して景気を回復させようとしています。


この日銀の追加金融緩和策は危険な賭けに出たのかもしれません。
そのことを示すのが、この決定のための政策委員9人のうちに4人が反対だったのです。


なぜ反対する委員が4人もいたのか?

それは理由に対する不信感があるのです。
その理由とは、来月の安倍総理が決断する消費税の増税を決定するための環境づくりだからです。


増税の条件は、景気の下支えがないと実行出来ないのです。
そのために市場にお金を流して景気を良くして増税への布石を打っていたのです。


また、デフレ脱却のために何としてでも物価上昇率2%達成を目指しています。
4月には1.5%の物価上昇率だったが、9月には1.0%となり、
目標どころか脱デフレとはかけ離れてきました。


そんな理由がこのサプライズにあったのです。



今回の日銀の金融緩和策は消費税10%のストーリーの一環なのです。

市場の反応は早かったのですが、
この急騰が一時的なのか持続的なのかは週明け以降のマーケットに注目ですね。


日銀黒田総裁の狙いは吉と出るか凶と出るかは12月の消費税増税決定で明らかになるのでしょうね。


日銀黒田総裁



なお、国内だけでなく、
海外マーケットも好調です。

NYダウも過去最高を記録しています。
31日には17,390ドル52セントの前日比195ドル10セント高騰しています。


現在のところ株式マーケットは好調ようですね。



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