TOPICS

家計の見直しのポイント〜優先順位を考える〜

家計の見直しのポイント〜優先順位を考える〜



佐賀市在住のファイナンシャルプランナー夏秋寛です。


先日のライフプランの相談での事例を紹介します。

クライアントの相談の目的は、
「貯金が出来ない状態を改善したい」
との依頼がありました。


まずは、
収入と支出のバランスを検証してみました。


生活費の中で外食にかかる食費が若干多かったものの、
目立った支出はありませんでした。
多少節約すると月に1万円ほどは捻出できそうでした。

しかし、これでは抜本的な改革とは行きません。


つぎに、固定費です。
ここで、気になるポイントが2つほどでてきました。



マイホーム 夢 ライフプラン



1つ目は、住宅ローンです。
この方の住宅ローン費が可処分所得(年収ー税金・社会保険料等=手取り)の割合で、
なんと37.2%を占めていたのです。


総務省による【平成24年家計調査年報】によれば、二人以上の世帯のうち勤労者世帯の住宅ローンの返済世帯の平均年収は718万円、住宅ローンの世帯収入に対する返済比率は15.7%(94,295円/月)である。


概ね、住宅ローンの返済比率は、理想として20〜25%がいいと言われています。
37.2%は危険領域に入っているかもしれませんね。

また、住宅ローンもボーナスの併用をされているので、
ボーナスのほとんどが住宅ローン返済の方に回っている。
さらに、ボーナスの減少により、ボーナスで足らなくなってきている。


実は、この比率には理由があるとのことです。
その理由とは、
「なるべく早く返済したい」との考えが。
なので、残念数は9年と短いのです。
確かに、利息の面で言うと短期で返済した方が利息は少ないですよね。

しかし、利息は1%未満でした。


この利息であれば、利息が付いてでも長期で借りていた方がいいですよね。


その理由は、貯金が出来ないからです。
現金が無いと、高いローンを組まなければいけません。


例えば、
車のローン
家電のローン
そして、教育ローン
など


このどれもが、住宅ローンよりも金利が高いのです。


また、今のままでは十分な教育費の確保ができません。
住宅ローン完済と教育費の確保をどちらが優先なのか天秤にかけると答えが出てきます。


教育費確保を無視して、住宅ローン完済を優先することは無いですよね。

もし、この住宅ローンを20年で借り換えるなら、
利息が例えば80万円ほど増えたにしても、
年間支払いが約110万円も少なくなります。


毎年110万円づつを運用すれば、借入利息の80万円以上の効果をもたらすことは十分に可能です。


家計のポートフォリオも改善されて、バランスの良い資産形成が出来ます。




2目のポイントは、生命保険です。
月の保険料が約48,000円
可処分所得割合で計算すると、18.3%になります。

先ほどの住宅ローンと合わせると、
なんと55.5%となります。
この2つで半分以上なのです。

しかも、この保険の中身を見てみると、
老後に向けての年金と終身保険と医療保険です。
終身保険も65歳払込過ぎて解約しても元本は返ってきません。

医療保険も15,000円近くかかっていました。
これも、老後に払込を不要とすることや解約した場合の返戻金があるとか理由は色々ありますが、これも老後のためです。


当面の教育資金の準備も保険では十分ではなかったのです。
必ずしも、この終身保険で教育資金を準備しなくても、
もっと効果的なものもあるようです。


この保険を見直すことで、2万円ほど貯蓄に捻出できそうですね。


この2つを見直すことで年間約134万円ほど貯金が出来そうな計算になります。



今回のポイントは、今すぐ必要な準備は何かを考えて
優先順位を見直すことで、資産状況が変わってきます。



決して、住宅ローンが悪ではないですよ。
上手に使って、資産を増やして行きましょう!








ライフプランの作成のご依頼はお気軽に。
完全無料で作成しています。

お申込はこちら







この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
ogd9